インプラント体験談 ― CTを用いた治療の流れ

インプラント総合サイトです。歯科インプラントに関する治療説明『インプラント体験談』についてご紹介します。歯を失ってお困りの方、入れ歯・ブリッジが合わない方は是非ご覧下さい。

更新日:2019/09/30

■目次

  1. CASE1 「忙しくて歯医者にも通えませんでした」36歳女性がインプラント治療をした症例
  2. 奥歯で噛めない状態でした
  3. 治療前レントゲン写真
  4. CT撮影で得た立体画像
  5. インプラントを予定された位置に埋入
  6. 仮歯を装着
  7. 最終的な歯を装着
  8. 資料提供

CASE1 「忙しくて歯医者にも通えませんでした」36歳女性がインプラント治療をした症例

奥歯で噛めない状態でした

36歳女性がインプラント治療をした症例

仕事が忙しいため、歯に違和感があってもなかなか通えませんでした。歯のぐらつきは感じていましたが、奥歯だったのでそのままにしていました。しかし、いよいよ奥歯が外れそうになり、来院されました。

治療前レントゲン写真

36歳女性がインプラント治療をした症例

レントゲンを撮った結果、奥歯のほどんどが抜歯しなければならない状態でした。インプラント治療をしない場合は、多くの部分を義歯(入れ歯)にする必要があります。上顎の骨はやせて薄くなっており、インプラントを固定することが難しい状態でしたが、サイナスリフトという手法で骨を増やしてインプラント治療を行いました。
⇒サイナスリフトについて詳しくはコチラ

CT撮影で得た立体画像

CT撮影で得た立体画像

(1)歯科用CT(顎の骨の立体での情報を得られる断層撮影装置)や、シュミレーションソフトなどを使用し、治療結果や治療計画などを入念に審査します。この段階で、患者様としっかり話し合いを行います。


インプラントを予定された位置に埋入

インプラントを予定された位置に埋入

(2)まず、サイナスリフトによる骨を増やす治療を行います。
(3)その後、治癒期間を経てからインプラントの埋入を行いました。

事前に治療のシュミレーションを行うことで、正確な位置に埋入することができます。

仮歯を装着

仮歯を装着

(4)手術後、仮歯を装着し、問題がないかをしっかりと審査します。

最終的な歯を装着

最終的な歯を装着

(5)仮歯を参考に、最終的な歯(ここではセラミック製)を調整して装着します。装着後もしっかりと噛めるか、違和感はないか、噛み合わせは良いか、など経過観察を行います。経過を見ながら問題がないかを診断します。


資料提供

安田歯科医院
院長 : 安田 久理人

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。