デンタルローンの利用でインプラント治療をあきらめない!

「インプラント治療を受けたいけれど、予算の面が不安...」「やってみたいけど、すごく高いって聞いた」そのような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、治療費の負担を抑える方法「デンタルローン」の活用から、インプラントとは何か、などインプラント治療を受けるのが初めての方にも分かりやすく解説します。

更新日:2025/06/23

デンタルローン

■目次

  1. 記事のポイント3つ
  2. デンタルローンを活用したインプラント治療とは?
  3. デンタルローンのメリットとデメリットとは?
  4. メリット
  5. デメリット
  6. インプラント治療とは?
  7. デンタルローン利用の流れ
  8. Step 1:カウンセリングを受ける
  9. Step 2:ローンの申し込み
  10. Step 3:ローンの審査
  11. Step 4:審査通過・契約手続き
  12. Step 5:治療開始 &分割返済スタート
  13. デンタルローンの利用ができない人の特徴
  14. 1.信用情報に傷がある場合
  15. 2.安定した収入がない場合
  16. 3.未成年の場合
  17. インプラント治療に関するデンタルローンのよくある質問
  18. Q1: インプラント治療にデンタルローンは利用できますか?
  19. Q2: インプラント治療をデンタルローンで支払う際の金利はどのくらいですか?
  20. Q3: デンタルローンの申込みにはどのような書類が必要ですか?
  21. まとめ

記事のポイント3つ

デンタルローン

・デンタルローンを活用すれば、月々の分割払いになり、無理なく高額なインプラント治療が受けられる。
・金利や審査条件を事前に確認することで、自分に合った支払いプランを選ぶことができる。
・インプラント治療を検討している方は、まず歯科医院でローンの利用可否や条件を相談してみましょう。

デンタルローンを活用したインプラント治療とは?

インプラント治療を受けたいと考えているものの、費用面からあきらめている方は多いです。インプラント治療は自費診療であり、実際に高額です。

しかし、デンタルローンを利用すれば歯科治療費を無理なく分割で支払いつつ、インプラント治療を受けることができます。例えば、一括で支払うのが難しい方でも、月々数千円~の分割払いで治療が始められます。

デンタルローンは一般的なクレジットカードの分割払いとは異なり、歯科医療専用ローンとして、歯科医院と提携した金融機関が提供しています。インプラントや矯正治療、審美歯科治療など、公的医療保険適用外の治療費を支払うために使われることが多いです。

デンタルローンのメリットとデメリットとは?

デンタルローンの利用を検討するうえで、知っておきたいメリットとデメリットを紹介します。

メリット

・カードローンよりも低金利で利用できる
・長期間のお支払いが可能
・治療を先延ばしにせずに済む

デメリット

・審査に通らないことがある
・返済期間が長期になると支払総額が増える

インプラント治療とは?

インプラント治療は失った歯を主にチタンのネジを埋め入れて補う治療法で、天然の歯のような噛み心地と見た目の自然さを得られるのが特徴です。機能性と審美性を兼ね備えた優れた治療法ですが、自費診療のため1本約30万円~50万円かかります。数本の治療になると100万円以上となることもあるので高額な医療費の高さがハードルと感じる方も多いです。

デンタルローンを利用することで経済的理由で治療を先延ばしせずに受けられます。


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デンタルローン利用の流れ

デンタルローン

デンタルローン利用の流れを紹介します。

Step 1:カウンセリングを受ける

歯科医院でカウンセリングを受け、治療計画を聞き、費用の見積もりを出してもらいます。

Step 2:ローンの申し込み

治療費が確定したら、医院提携の信販会社(ローン会社)を通じてデンタルローンの申し込みを行います。歯科医院での申込書の記載か、QRコードや専用サイトからのオンラインでの申請が主流です。

※インプラント治療、矯正治療、セラミック治療など、自由診療にかかる金額がローンの対象になります。

Step 3:ローンの審査

ローン会社による審査があります(個人差がありますが通常、即日~数日以内で完了)。
本人確認書類・収入に関する情報の提出が必要な場合があります。

Step 4:審査通過・契約手続き

審査が通ったら、正式にローン契約を締結します。
契約完了後、歯科医院に費用が支払われ、治療スタートです。

※審査結果によっては申込額より少なくなる可能性があります。

Step 5:治療開始 &分割返済スタート

月々決められた金額を指定口座から引き落としで返済していきます。
無理のない返済プランを事前に相談することが大切です。

デンタルローンの利用ができない人の特徴

デンタルローンは、歯科治療の費用を分割払いで支払える便利な方法ですが、すべての人が利用できるわけではありません。以下の人は、ローンの審査に通らないことがあります。

1.信用情報に傷がある場合

デンタルローンの申請時に最も重要なのは、信用情報です。信用情報に以下のような問題があると、審査に通らない可能性が高くなります。

・過去に支払い遅延や滞納があった(例:クレジットカードやローンの延滞)

・現在、収入に対して他のローンや借入が多すぎる(借入総額が多く返済能力に疑問がある場合)

・自己破産や債務整理をしたことがある

2.安定した収入がない場合

安定した収入がない場合は返済能力が低いと考えられ審査が通りづらくなる可能性が高くなります。

・アルバイトやパート収入のみの場合(特に収入が低い場合)

・自営業で不安定な収入の方

・無職の人や収入がない方

3.未成年の場合

未成年の場合は、法律上、単独でローン契約を結ぶことができません。未成年者がローンを利用するには、親権者の同意や保証人が必要となります。

インプラント治療に関するデンタルローンのよくある質問

デンタルローンに関するよくある質問と回答を紹介します。

Q1: インプラント治療にデンタルローンは利用できますか?

デンタルローンはインプラント治療にも利用できます。多くの歯科医院では、インプラント治療を含む自由診療に対してデンタルローンを提供しています。治療費が高額になることが多いため、分割払いで無理なく支払うために利用される方が増えています。

Q2: インプラント治療をデンタルローンで支払う際の金利はどのくらいですか?

デンタルローンの金利はローン会社によって異なり、約3%から10%ほどです。ローンの金利は治療の費用や支払回数により異なるため、契約時にしっかり確認しておくことが大切です。

Q3: デンタルローンの申込みにはどのような書類が必要ですか?

デンタルローンの申込みには、以下のような書類が必要になるのが一般的です。

まとめ

インプラント治療は高額ですが、デンタルローンを活用すれば無理なく分割で支払うことができます。治療を先延ばしにせず、必要なタイミングで始められるのが大きなメリットです。ただし、審査や必要書類には注意が必要です。費用面で悩んでいる方は、まずは歯科医院に相談してみましょう。

デンタルローンを上手に使って、納得のいくインプラント治療を受けませんか?

記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Nature系のジャーナルに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。