治療前に準備しておくこと

インプラント総合サイトです。歯科インプラントの基本『治療前に準備しておくこと』についてご紹介します。

更新日:2019/09/19

■目次

  1. Q:治療前にしておくことはありますか??
  2. 歯周病、虫歯の治療
  3. 歯周病治療
  4. 虫歯治療

Q:治療前にしておくことはありますか??

A:治療計画をよく理解し、口腔内の環境を整えておきましょう。虫歯や歯周病の治療も行います。

治療前の準備
歯を失ってしまう原因については様々です。事故や先天性のものなどの他に、やはり多いのが普段の歯のケア不足の結果、極度の虫歯の進行や歯周病などで歯がなくなってしまうというものがあります。

いざインプラント治療をしよう!と思っても、
けれど、虫歯や歯周病を抱えたままの状態では、せっかくインプラントを入れてもすぐにだめになってしまいます。

というよりも。
治療を開始することが出来ません!

歯が無くなったら新しく入れれば良いといっても、簡単には行かないこともありますので、自己管理をしっかりと行いましょう。


治療をよく理解しておきましょう
最初に治療計画をよく理解しておきましょう。
歯科とはいえ手術を受けますので、そのことをよく理解した上で、自分で出来る部分は行い、医師に受けた指導はしっかり守りましょう。

歯周病、虫歯の治療

まず治療が必要となる主な理由について、説明しましょう。
インプラントは手術を行う治療であることは、既にお分かりだと思います。
歯茎を切り開き、骨に穴を開ける。麻酔によって痛みはほとんどありませんが、身体に傷をつけているのです。

もしここで傷口から細菌が入ったらどうなるでしょう。

そこで菌が繁殖し、たとえば歯周病になったりしてしまうのです。

このように菌が入り込み様々な問題を引き起こすことを感染症といい、インプラント治療が失敗してしまう理由の一つとしてあげられます。

歯周病治療

まず原因菌を取り除くことから始まります。
実際の歯周病の状態により治療法や期間などは大きく異なりますが、インプラント治療を前提としているので、歯を支える骨の状態などが重要になってきます。
もしこの段階で骨が溶けて痩せてしまっている場合は、状態にもよりますが更に別の治療が必要になることもあります。

虫歯治療

既に虫歯により歯がなくなってしまった場合でも、歯根が残っている可能性があります。
それらを除去しないとインプラントを入れることは出来ません。

その為の治療のほか、小さな虫歯なども感染症の原因になりますので、治療をする必要があります。
▲ 小さな虫歯でも治療が必要です
どちらもインプラント治療を行う医院で治療を受けることが出来ますが、かかりつけの医者があるようなら、そちらで先に治療を行うのも良いかもしれません。

インプラントを失敗しないためにも、しっかり治療をし、オーラルケアをしっかりとしましょう。

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。