インプラント手術前後の注意事項

インプラント総合サイトです。歯科インプラントに関する治療説明『インプラント手術前後の注意事項』についてご紹介します。歯を失ってお困りの方、入れ歯・ブリッジが合わない方は是非ご覧下さい。

更新日:2019/09/20

■目次

  1. インプラント<手術前>の注意事項
  2. インプラント<手術直後>の注意事項
  3. 止 血
  4. 痛み・薬
  5. 食 事
  6. 腫れ、内出血斑
  7. そのほかの注意事項
  8. 資料提供

インプラント<手術前>の注意事項

・前日は睡眠を十分にとり、体調を整えておいて下さい。
・化粧は薄めに、爪は短く、マニキュアは落としておいて下さい。
・手術前に抗生物質、痛み止めを飲んでいただきます。
・長髪の方はまとめて下さい。
・義歯(入れ歯)・装飾品は、はずして下さい。
・手術終了後1~2週間で抜糸をします。
・2週間位は、できれば、禁酒・禁煙です。

インプラント<手術直後>の注意事項

止 血

手術当日は、うがいをしないで下さい。うがいを頻繁にしますと、いつまでも血が止まらない場合ばあったり、痛みや治癒を悪くする原因となります。
通常、1日位は唾液に血が混ざりますが、出血が多いときは清潔なガーゼか脱脂綿をまるめて傷口にあてて、20分くらい噛んで下さい。
もしそれでも流れる程度の出血がある場合には、歯科医院にご連絡下さい。

痛み・薬

手術直後に鎮痛剤を飲んでいただきますが、その後痛みが出るようでしたら鎮痛剤を服用して下さい。(ただし4時間以上後に)また痛みがなくても鎮痛剤以外 の処方された薬は、体に変調(腹痛・下痢・湿疹など)がない限り指示通りご服用下さい。
抗生物質は完全に1週間分飲みきるようにして下さい。

食 事

食事は、麻酔がさめてから軟らかいものを反対側で噛むようにしてお取り下さい。手術部位に刺激が加わると感染の原因になったり、インプラント手術の失敗につながりますのでご注意下さい。熱いもの、刺激物も要注意です。

腫れ、内出血斑

顔の腫れや内出血斑(青アザ)が、人によっては出ることがあります。腫れは2~3日目がピークになりますので、2~3日間冷水で湿布してください(20分毎)。
しかし氷などの極端に冷たい湿布は、かえって治癒を悪くしますので避けて下さい。
内出血は数日で自然に消えていきますので、ご心配ございません。

そのほかの注意事項

・お風呂は軽く流す程度か、シャワーにして下さい。
・飲酒・喫煙はできることなら2週間は控えて下さい。
・手術後より2~3日は過激な運動は避けて下さい。
・処置した所を指や舌でさわらないで下さい。
・毎食後及び就寝前には、処方された含嗽剤で消毒して下さい。
・今まで使用されていた義歯(入れ歯)はできれば使用しないで下さい。
・傷口に強い力をかけないで下さい。

※上記のこと以外にも、者様のケースによってインプラント手術に関する注意事項は異なりますので、必ず担当の歯科医師に確認されることをおすすめ致します。

資料提供

牧の原斉藤歯科医院
院長 : 斉藤 浩二

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。