インプラント手術後に出血!術後の過ごし方と注意点

インプラント治療は手術を伴う治療です。出血が止まらない時は?痛み止め(鎮痛剤)は飲んでいいの?などインプラントの手術後の過ごし方について解説します。無理をせず、安静に過ごすことが大切です。

更新日:2020/10/08

インプラント手術後に出血!術後の過ごし方と注意点

■目次

  1. インプラント手術後に出血!飲酒やお風呂はOK?術後の過ごし方と注意点
  2. 手術日の過ごし方
  3. もしも出血したら

インプラント手術後に出血!飲酒やお風呂はOK?術後の過ごし方と注意点

インプラントは手術を伴う治療です。出血が止まらない時は?痛み止めは飲んでいいの?など手術後の過ごし方について解説します。インプラントの手術後の注意点は基本的には抜歯をした時と変わりません。無理をせず、安静に過ごすことが大切です。

手術日、終わった後の過ごし方

手術後に飲む薬
手術後は、感染予防の抗生物質や痛み止めが処方されます。
患者さんによっては薬が苦手であったり、痛くないなどの理由から自己判断で抗生物質を飲むのを止めてしまう場合がありますが、これはとてもよくないことです(痛み止めは無理して飲まなくても構いません)。

手術したばかりの箇所は通常であれば包帯を巻いたりしますが、口の中はそうはいきません。それどころか口の中には常に雑菌が存在しているため、手術跡から雑菌が入り込んでしまう可能性が高いのです。

そのために処方された抗生物質を飲んで、予防をします。

術後の経過を見ながら歯医者さんが薬の服用はいつまで必要かを指示してくれるので、きちんと指示に従いましょう。

手術日の過ごし方

手術日は飲酒やお風呂、運動は避けましょう。

基本的には抜歯をした時と変わりません。無理をせず安静にしていましょう。

また、飲酒は避け、お風呂や運動など血行のよくなることは避けるのが賢明です。体を清潔にしたいのであれば、シャワーを軽く浴びる程度に留めましょう。
血の巡りがよくなると傷口からの出血が増えたり、出血が止まりにくくなるなど治りが遅くなる可能性があります。
食事については手術からどのくらいの時間が経っているかによりますが、麻酔の効果が残っていることで口がうまく動かなかったり、血が出たりすることもあります。
麻酔が効いているときは口の中の感覚が鈍くなっているため、誤って口の中を噛んでしまったり、熱いものでやけどしてしまうことがありますので注意しましょう。

しかし栄養を摂取するということもとても大事なことなので、歯に負担をかけないものを選ぶのが良いでしょう。

もしも出血したら

インプラントは外科手術なので、出血はどうしても起こります。
あまりにも大量に出血している場合は歯医者さんに相談する必要がありますが、それ以外は特に気にせずにいるのが一番でしょう。

普段、怪我をした時を思い出してみると分かりますが、傷口は血が固まりその後出血が止まります。
口の中もこれと同じです。

何度もうがいするよりも、少し気持ちが悪いとは思いますが、ちょっとだけ我慢してみましょう。
また、傷口が気になり舌や指で触ってしまうと感染の恐れや傷口が開いてしまうことがありますので避けてください。

本記事の内容は一般的なものなので、患者さんのお口の状況で大きく異なります。血が止まらない場合は、歯医者さんに相談しましょう。

記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Nature系のジャーナルに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。

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②安心してインプラント治療を進めるために

③インプラントとお金に関すること

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⑤インプラントの種類について

⑥インプラントと骨の関係性

⑧インプラントを長持ちさせるためのケア・メンテナンス

⑨インプラント治療に関わる専門家

記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。