インプラントとブリッジの5つの違い徹底比較

インプラントとブリッジの選択肢でお悩みの方はこちらをご覧ください。治療法と治療期間などの基礎知識から気になる見た目、リスク、寿命まで徹底比較しています。悩んだ時のセカンドオピニオン制度もご紹介していますので、インプラントやブリッジの治療にご活用下さい。

更新日:2019/10/04

 インプラントとブリッジの5つの違い徹底比較

■目次

  1. インプラントとブリッジ5つの違い
  2. (1)インプラントとブリッジの治療の流れと期間
  3. インプラントの治療の流れと期間
  4. ブリッジの治療の流れと期間
  5. (2)噛み心地の違い
  6. インプラントの噛み心地
  7. ブリッジの治療の流れと期間
  8. (3)インプラントとブリッジの見た目の違い
  9. インプラントの見た目
  10. ブリッジの見た目
  11. (4)インプラントとブリッジの起こるリスクの違い
  12. インプラントのリスク
  13. ブリッジのリスク
  14. Point!
  15. (5)インプラントとブリッジの寿命の違い
  16. インプラントの寿命
  17. ブリッジの寿命
  18. 悩んだら、セカンドオピニオンを利用するのも解決策!
  19. 歯科医院紹介ページから相談ができます

インプラントとブリッジ5つの違い

歯を失った場合の選択肢は

(1)インプラント
(2)ブリッジ
(3)部分入れ歯

の3つが挙げられます。
今回は(1)インプラントと(2)ブリッジの違い5つをご紹介します。

(1)インプラントとブリッジの治療の流れと期間

インプラントの治療の流れと期間

(1)初診
(2)診断や検査
(3)インプラント体の埋め入れ(外科手術)
(4)仮歯の取り付け
(5)被せ物(上部構造)の取り付け
(6)定期検診


インプラントの治療の流れは上記のような流れになります。インプラントは健康な体でなければ治療を進めるのが難しいため、(2)の診断や検査で虫歯や歯周病などの異常が見つかった場合は、別途治療で完治させてから次のステップへ進む流れになります。そのため(2)の後に個人により期間が延びてしまう場合があります。
(3)の外科手術後、インプラント体が骨に結合するまでに上顎で4~6ヶ月、下顎で2~4ヶ月程度かかります。そのためインプラントの治療期間は目安として半年程度です。

ブリッジの治療の流れと期間



(1)初診
(2)診断や検査
(3)型取り・支台歯(土台)の形成
(4)仮歯の取り付け
(5)ブリッジの装着


ブリッジの治療の流れは上記のような流れになります。(2)の検査では、ブリッジの土台としてしっかり機能するのかを調べます。土台が難しい場合はコアと呼ばれるものを歯に差し込み、土台を作ります。土台を形成したら、1~2週間仮歯をして過ごします。その期間を終えたらブリッジの装着、調整をして終了です。ブリッジの治療期間は1ヶ月程度です。

(2)噛み心地の違い

インプラントの噛み心地

咀嚼(噛む事)するときに支えとなる歯の根っこの部分をインプラント部分で補うので、ぐらつかずに天然歯同様な噛み心地になりやすいです。

ブリッジの治療の流れと期間

自分の歯質でできた土台の上にブリッジを被せるので、ほとんど天然歯と変わらない噛み心地を得られます。しかし、噛んだとき、土台部分に負担が集中するため、土台部分が力に耐えきれず将来的には土台が安定しなくなる可能性があります。その場合は、ブリッジがぐらついてくる、痛みが出てくるなどの影響がでる場合があります。

(3)インプラントとブリッジの見た目の違い

インプラントの見た目

インプラント体と上に被せる歯の間をつなぐアバットメントは、被せた歯によって完全に隠れる形になるため、自然で、天然歯同様の見た目にすることができます。インプラントは一部を除き、自費での治療となります。

ブリッジの見た目

ブリッジは治療と公的医療保険での治療と自費での治療があります。公的医療保険の治療の場合、前歯は白い歯を適用できますが、小臼歯(前から4番目の歯)からは金属の素材のみの適用となり(2018年現在)、見た目はあまりよくありません。自費の場合は小臼歯からでも白い歯を適用でき、セラミックやジルコニアなどの素材の選択肢の幅も広がるので、自然な見た目にすることができます。

(4)インプラントとブリッジの起こるリスクの違い

インプラントのリスク

・インプラント周囲粘膜炎やインプラント周囲炎
インプラント治療後のメインテナンスを怠ってしまうと、埋め込んだインプラント体と歯茎の隙間に歯垢がたまり、炎症を起こしてしまう場合があります。炎症が進行してしまうと、顎の骨まで到達してしまい、骨を溶かしてしまいます。歯周病と似ていますが、インプラント体には神経がないため、進行していることが分かりづらい傾向にあります。

・インプラントの脱離
就寝時の歯ぎしりや、噛みしめる癖などの通常の口の動きとは異なる動きが、インプラントへ大きな負担となってしまうことがあります。そのため、それらの影響でインプラントが緩む原因や、被せ物の破損に繋がってしまいます。

・骨量の不足
骨不足のままインプラントを埋め入れると、インプラント体と骨との結合がうまくいかない場合があり、治療期間が延びてしまいます。

ブリッジのリスク

・支台歯の耐久性
ブリッジの土台となる部分の支台歯は個人差がありますが、年数と共に悪くなってしまう場合があります。原因としては歯周病や、被せ物の中での虫歯、歯ぎしりなどによる支台歯への負担などが挙げられます。

・健康の歯を削る
ブリッジは土台になる歯が必要なため、周りの健康な歯を削らなくてはいけなくなります。健全な歯を土台にし、上記のような影響で土台に負担がかかり、結果歯を傷めてしまうという場合があります。

Point!

インプラントやブリッジにした後は、それぞれ専用に作られている歯ブラシなどを使用し清潔さを保ちます。歯ぎしりなどにはマウスピースをして負担を減らします。

(5)インプラントとブリッジの寿命の違い

インプラントの寿命

個人差はありますが、10年経過したインプラントの残存率は約90%で、目安として10~15年ほどです。インプラントの寿命は、噛む力や癖、インプラントを取り巻く歯周組織の状態により早まる可能性があります。

ブリッジの寿命

ブリッジにした場合は目安として10年程度です。ブリッジは周りの歯を削り土台にするので、削る量によっては寿命が早まってしまう場合があります。また、ブリッジは清掃が難しいため、歯垢が溜まり、虫歯や歯周病になってしまう可能性があります。虫歯や歯周病が進行してしまうと土台が安定しなくなるため、長持ちさせるには困難になってしまいます。

悩んだら、セカンドオピニオンを利用するのも解決策!

「インプラントにしたいけど高額…、けどブリッジは健康な歯を削るし…。」
自分の歯はインプラントにするべきなのか、ブリッジにするべきなのか迷うところですよね。疑問や悩みにはセカンドオピニオンを利用するのもひとつの鍵です。

歯科医院紹介ページから相談ができます

インプラントネットでは、インプラントに関するお悩みや疑問などをメールフォームから無料で相談できます。こちらの全国医院検索からお近くの医院を検索できますので、参考になさってください。

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記事カテゴリ

①治療前にチェックしたい!インプラントの基礎知識

②安心してインプラント治療を進めるために

③インプラントとお金に関すること

④いろいろなインプラントの治療法

⑤インプラントの種類について

⑥インプラントと骨の関係性

⑧インプラントを長持ちさせるためのケア・メンテナンス

⑨インプラント治療に関わる専門家

記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。