拡大鏡(サージテル)とは

歯科インプラントに関する治療説明、『拡大鏡(サージテル)』についてご紹介します。歯を失ってお困りの方、入れ歯・ブリッジが合わない方は是非ご覧下さい。

更新日:2019/10/08

■目次

  1. 拡大鏡(サージテル)の有効性
  2. 拡大鏡(サージテル)
  3. 拡大鏡のメリット

拡大鏡(サージテル)の有効性

拡大鏡(サージテル)とは、歯を拡大して見ることの出来る巨大なメガネのようなものです。 歯科用双眼ルーペ、テレスコープなどとも呼ばれています。様々なタイプがあり、2~7倍ほどの倍率で見ることが出来ます。
拡大鏡を使用することによって、裸眼では見ることの出来ない歯の細かい凹凸や、隠れた根管、かぶせ物のフィットの状態など様々なことが分かるので、インプラント治療や歯周病の手術のような精密治療を行う際に有効です。

拡大鏡(サージテル)

拡大鏡(サージテル)

裸眼での識別では、0.2?のものを見るのが限界です。
歯科治療において、どこまで細かく見る必要があるのでしょうか?

裸眼では発見の難しい、初期段階の破折線(外傷などによって割れたり折れたりした歯にできる線)が「見える」か「見えない」かによって治療の精度だけでなく、治療そのものが変わってきます。

拡大鏡のメリット

そこで拡大鏡を使うことにより、裸眼では見えなかった小さな歯根の破折などを早期に発見でき、ひどくなる前に対処することができます。
(歯根破折してから長い間放置すると骨の吸収が起こり、その後の処置が難しくなります。)

このように、裸眼では見えないものが見えることによって、質の高い精密な歯科治療を行うことが可能になります。








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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。