注目!インプラント治療「いい歯医者」の選び方

インプラント治療の「いい歯医者」を探すにはどうしたらよいでしょうか。ここでは上手なインプラント歯科医院の選び方をご紹介。費用だけで歯科医院を決めてはなりません!外科手術であるため、衛生管理がしっかり行き届いているかどうか、衛生管理が不十分な歯科医院のポイントも紹介します。

更新日:2020/04/22

■目次

  1. どこの歯科医院で受けたらいいの?
  2. 1.相談できる歯科医院を探しましょう
  3. 【ホームページの話】
  4. 2.治療する歯の状態を詳しく説明してくれる
  5. 3.全体にかかる費用の説明が事前にある
  6. 【インプラント体の価格の話】
  7. 4.衛生管理がされている歯科医院か
  8. インプラント治療以外の治療もおこなう場合の注意点

どこの歯科医院で受けたらいいの?

インプラント治療を受けたいと考えていても、すべての歯科医院でインプラント治療をおこなっているわけではありません。それではどのようにインプラント治療をおこなっている歯科医院を探せばよいのでしょうか。
ここでは歯科医院を選びのポイントについてご紹介致します。

1.相談できる歯科医院を探しましょう

まずは、インプラント治療をおこなっている歯科医院かどうか、先生はどんな先生か、院内の雰囲気はどんな感じかということを知っておく必要があります。下記のようなところから情報を収集し、自分に合った歯科医院を探してみましょう。それでもわからないことがある場合には、歯科医院に電話し、疑問点や不安に思っていることを直接聞いてみましょう。

・ホームページ
・地域新聞
・情報誌
・口コミ

【ホームページの話】

最近ではホームページを開設している歯科医院が増えています。その場合には、下記を参考にしてみてはいかがでしょうか。

■ 衛生管理に配慮があるか
(器具取り扱い方法や滅菌に関して記載があるか)
■ 埋め込むインプラントの種類の説明があるか
■ 受ける治療と同じような治療経験があるか(症例写真の掲載があれば)
■ ドクター・衛生士・医院全体で医院内で勉強会や症例検討会を行っているか
■ ドクター・衛生士・医院全体で学会やスタディグループに属して、治療技術や最新情報を得ているか

2.治療する歯の状態を詳しく説明してくれる

実際に歯科医院で診察を受ける際には、治療が必要となる歯の原因や、お口全体の現状についてきちんと説明をする歯科医師を選ぶとよいでしょう。

治療する歯の状態や部分的な治療方法だけの提案は、治療する歯のことだけしか考えていない可能性もあります。虫歯や歯周病などがある場合は生活習慣と密接な関係があるといわれており、ただ治療をするだけでは一時的な改善にしかなりません。
患者様に原因を伝え、改善案をきちんと説明・提案をし、互いに協力し合って治療を進めていくことが、インプラント治療をする上で、健康なお口を維持するためにも必要です。

自分の症状や原因を知るためには、まず検査と診断を受けなければいけません。インプラント治療の無料診断を実施している医院もありますので、これを活用して歯科医師の意見を聞き、治療方法や医院選びの参考にしましょう。

3.全体にかかる費用の説明が事前にある

いざ治療に入る前に、診断料から手術、メインテナンスまでの費用の見積もりを出してもらいましょう。
インプラント治療は、健康保険が使えず、自費(自由)診療となります。1本の治療費の相場は30万円~40万円となっており、医院によって使うインプラントの種類や医療機器も異なるため、費用に差があります。

>>インプラントの相場についてはこちら

忘れがちなメインテナンスの費用
インプラント治療が終わった後は、できるだけ長く快適にインプラントを使い続けるために、定期的なメインテナンスは必要不可欠です。費用で歯科医院を比較する際は、診断料や手術代や人工の歯などの治療にかかる費用で判断するのではなく、治療後のメインテナンスの費用も含め、長期的な視野を持って考えましょう。
ただし、メインテナンスの内容と費用は、お口の状態によって異なるので、おおよその見積もりになる場合が多いですが、事前に聞いておくことは、治療が終わった後に、予想を上回る費用を請求されることを回避することができます。

>>インプラント治療にかかる費用(見積書)チェックリスト

あれ、相場より安い?
相場よりも極端に安い費用でインプラント治療をおこなう歯科医院では、治療に必要な設備や環境が整っていない場合や、より多くの患者様の治療をすることで費用のバランスを取っていることが原因で、丁寧な治療が受けられない場合もあるようです。
インプラントにかかる費用は、インプラント治療をする歯科医院を検討する要素として考え、費用だけで歯科医院を決めて治療を開始しないことをお勧めします。

【インプラント体の価格の話】

厚生労働省により国内での使用が認めてられていないインプラント体でも、歯科医師の責任の元であれば使用でき、価格が安く提供されているものがあります。国内での使用が認められているインプラント体に比べて、このようなインプラントの中には、耐久性に問題があり、治療後わずか数ヶ月でインプラント体が抜けてしまう場合があることも。
インプラント体を埋め込む治療を何度も繰り返すと、インプラント体が抜けると同時にその周囲の骨も減ってしまい、新たに骨を増やす治療が必要になるなど、患者様の体への負担が増えてしまうことが考えられますので、十分に注意してください。

また、インプラント治療では、インプラント体が抜けるなどのトラブルが生じた際に、無料もしくは患者様が治療費の一部を負担し、治療のやり直しをおこなう保証制度が付いていることが多いので、国内での使用が認められていても認められていなくても、保証制度のある歯科医院を選ぶことをおすすめします。

4.衛生管理がされている歯科医院か

医療機関は、滅菌・消毒が最低限のルールです。とくに、インプラント治療は骨の中に埋め込む手術が必要なので、衛生管理ができていなければ、細菌によって感染を起こす可能性があります。
消毒や滅菌の基本は、汚れを十分に落とすことです。汚れたままの状態で消毒薬や滅菌を行っても、その効果はありません。


【衛生管理がされている歯科医院のポイント】
・患者様の前で手袋をつけたりはずしたりしない
・治療器具が血液や歯科材料などで汚れていない
・コップやエプロンが使い捨てのもの、殺菌されたもの
・スタッフの手洗い後に使い捨てのペーパータオルを使用している
・手洗い後に使うアルコール系消毒薬が置いてある


初めての歯科医院では上記の点を参考にして、チェックしてみてはいかがでしょうか。

インプラント治療以外の治療もおこなう場合の注意点

インプラント治療以外の治療が必要な場合、保険診療での治療と、自費(自由)診療での治療の両方の選択肢をあげてくれる歯科医院がよいでしょう。(歯科医院の中には健康保険での診療をいっさい行わない、自費(自由)診療だけの歯科医院もありますが、この場合は該当しません。)
また、どんな治療方法にも、メリットとデメリットがあります。これらをきちんと伝え、選択肢を与えてくれるのが患者様の立場になり治療を進めてくれる歯科医師を見分けるポイントです。

【保険診療と自費診療の話】
■保険診療をおこなう歯科医院で治療した場合
インプラント治療は自費(自由)診療ですが、診療を受けることで加算される「初診・再診料」と、治療計画を立てて指導や管理をおこなう「医学(指導)管理」などは、保険・自費治療のどちらを受けても保険点数が発生します。

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メディカルネット

株式会社メディカルネット(東証マザーズ上場)は、より良い歯科医療環境の実現を目指し、インターネットを活用したサービスの提供にとどまらず、歯科医療を取り巻く全ての需要に対して課題解決を行っています。

当サイト「インプラントネット」を通して生活者に有益な医療情報を歯科治療の「理解」と「普及」をテーマに、自分に最適な歯科医院についての情報や、歯の基礎知識、インプラントなどの専門治療の説明など、生活者にとって有益な情報の提供を目指しています。

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記事カテゴリ

①治療前にチェックしたい!インプラントの基礎知識

②安心してインプラント治療を進めるために

③インプラントとお金に関すること

④いろいろなインプラントの治療法

⑤インプラントの種類について

⑥インプラントと骨の関係性

⑧インプラントを長持ちさせるためのケア・メンテナンス

⑨インプラント治療に関わる専門家

記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。