インプラント治療後にMRI検査は受けられる？注意点も紹介

結論から言うと、インプラントがお口の中に入っていても、ほとんどの場合MRI検査は受けられます。2025年現在、歯科で使用されているインプラントの素材の多くは純チタン製またはチタン合金製です。

チタンは磁場に反応しにくい非磁性体(ひじせいしたい)のため、ほとんどの場合、MRI検査を安全に受けることができます。

ただし、オーバーデンチャー（磁石を用いた義歯）を使用している場合は注意が必要です。磁石が含まれていると、MRI検査が受けられないケースがあります。

MRI検査を受ける前に、医師や検査技師にインプラントの有無を必ず伝えてください。

歯科インプラントで使用されている金属（主にチタンやチタン合金）は磁場に反応しにくい非磁性体のため、ほとんどの場合、MRI検査を安全に受けることができます。

歯科領域以外でインプラント（人工関節、脊椎固定器具など）を使用している方も、材質や部位によって制限があるため、必ず事前に主治医へ相談しましょう。

MRI検査を受ける前にインプラントの有無の申告時のポイントを紹介します。

・どの部位にインプラントが入っているか
・何年頃に治療したか
・使用された材質

不明な場合、治療を受けた歯科医院に問い合わせるのが安心です。

インプラント治療後にMRI検査を受ける際によくある質問と回答を紹介します

基本的には問題なく受けられます。

現在、日本を含む多くの国で使用されている歯科インプラントは、非磁性体であるチタンまたはチタン合金製のものが一般的です。これらの素材はMRIの強い磁場に反応しないため、安全に検査を受けることができます。
ただし、検査部位や使われている素材、装着方法などによっては例外もあるため、MRI検査前には必ずインプラントの有無を申告しましょう。

必ず申告するようにしましょう。

検査前の問診票に「体内に金属がありますか？」という項目がある場合、歯科インプラントも含めて正確に申告しましょう。

申告内容によって、撮影方法を変えたり、必要に応じて他の画像診断（CTなど）への切り替え判断がされることもあります。申告を怠ると、安全面・診断精度の両方にリスクが生じる可能性があります。

歯科インプラントが入っていても、多くの場合MRI検査を安全に受けることができます。インプラントの素材として主流のチタンやチタン合金は磁場の影響を受けにくい非磁性体であるため、MRI検査を受ける上で大きな問題はありません。

ただし、磁石を用いた義歯（オーバーデンチャー）など、一部の装置ではMRI検査に制限がかかることがあります。また、歯科以外でインプラント（人工関節など）を身につけている場合も、注意が必要です。

MRI検査を受ける前に、インプラントの有無、装着部位、治療時期や使用素材などを正確に申告することが重要です。情報が不明な場合は、あらかじめ治療を受けた歯科医院に確認しておきましょう。安全で正確な検査のためにも、些細な情報でも申告を忘れないことが大切です。