口の中が乾く病気 - ドライマウス(口腔乾燥症)

歯科に関する説明『口の中が乾く病気 - ドライマウス ( 口腔乾燥症 )』についてご紹介します。是非ご覧下さい。

更新日:2021/12/07

■目次

  1. ドライマウス - 口の乾きによる様々な症状とは?
  2. ドライマウスの原因と予防法
  3. 資料提供

ドライマウス - 口の乾きによる様々な症状とは?

ドライマウスとは?
ドライマウス(口腔乾燥症)とは唾液が少なくなり、口の中が乾く病気で、何らかの原因によって唾液が出にくくなったりお口の中が乾燥して、様々な症状が生じることをいいます。年齢が高くなると、お口の乾燥を自覚する方が増加し、違和感、不快感を感じるようになることがあります。

ドライマウスの症状とは?
特徴として、以下のような症状があります。
2個以上チェックのあった方はドライマウスの疑いがあります。
・乾いたものが食べにくい
・話の途中でのどがつまり、話を続けにくい
・口内炎などができやすい
・むし歯や歯周病になりやすい
・入れ歯が落ちやすい
・味がわからなくなる時がある

ドライマウスの原因と予防法

ドライマウスの原因と予防法

ドライマウスになる原因
・口呼吸
・精神的ストレス
・薬の副作用 ( 降圧剤、抗うつ剤、鎮痛剤、制吐剤 )
・糖尿病
・腎不全などの腎臓の病気
・加齢による咬む力のおとろえ
シェーグレン症候群
以上のような原因が考えられます。

ドライマウスに関連して「シェーグレン症候群」という病気が注目されています。
「シェーグレン症候群」とは涙腺や唾液腺を侵す自己免疫疾患で、その症状は目が乾く、口が渇く、耳下腺の腫れの繰り返し、リウマチ様関節炎などがあります。中年の女性に多く見られ、唾液量の低下によりむし歯の増加が見られます。

自己免疫疾患とは、本来は細菌・ウイルス・腫瘍などの自己と異なる異物を認識し排除するための役割を持つ免疫系が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し、攻撃を加えてしまうことで症状をおこす疾患のことです。

ドライマウスの予防法
・唾液分泌マッサージ
耳たぶの下の、ほお骨の出っ張りの内側をやさしくマッサージします。
・唾液が出る食品を食べる
ガムを咬んだり、おしゃぶり昆布などを食べましょう。
・唾液が出るようなすっぱい食品を見る
レモンや梅干しは食べなくても見るだけで唾液が出ます。

唾液分泌マッサージについて
唾液分泌マッサージ
▲ 唾液分泌マッサージ食後や寝る前にうがいをして、まず口の中を潤しましょう。薬局で売っている保湿ジェルを片方の手の人差し指か中指につけましょう。頬の内側をその保湿ジェルをつけた指でゆっくりと10回程度マッサージしてみましょう。反対側の手は頬の外側を軽く押さえてください。 ( 右の写真参照 ) 指が唾液でしめってくるのがわかると思います。反対側も同じ様にマッサージしましょう。

ドライマウスの治療法
・対症療法 ― 人工唾液や保湿ジェルを用います
・薬物療法 ― 唾液分泌促進剤の服用
・筋機能療法舌 ― 口唇などの顔面の筋肉を強化し、バランスを整え、正しく機能させる事

資料提供

内田 成一先生

内田歯科
院長: 内田 成一先生

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。