痛み・腫れの少ないHAインプラント

インプラント総合サイトです。歯科インプラントに関する治療説明『HAインプラント』についてご紹介します。歯を失ってお困りの方、入れ歯・ブリッジが合わない方は是非ご覧下さい。

更新日:2019/10/02

■目次

  1. 色々あるインプラント
  2. HAインプラントの特徴
  3. HAインプラントとチタンインプラントの違い
  4. 骨との結合
  5. 感染性
  6. 治療期間
  7. 痛み・腫れ
  8. HAインプラントのメリット

色々あるインプラント

インプラントを大きく分けると、手術が2回あるものと1回のもの、それから表面性状の違いにより、チタンインプラントHA(ハイドロキシアパタイト)インプラントに分けられます。
インプラント体の表面形状がチタンだけで構成されているものがチタンインプラントで、骨に埋める部分の表面がHA(ハイドロキシアパタイト)でコーティングされたものがHAインプラントです。

HA(ハイドロキシアパタイト)とは?
HA(ハイドロキシアパタイト)とは、リン酸カルシウムの一種で、歯や骨の主要構成成分です。歯のエナメル質の95%以上、象牙質の70%がHA(ハイドロキシアパタイト)で構成されています。そのため、生体組織と親和性が高く、時間の経過に伴って骨と結合する性質があります。

HAインプラントの特徴

HAインプラントは、ハイドロキシアパタイトの性質により、インプラントが顎の骨と生化学的に結合(バイオインテグレーション)します。
また、短期間で骨との強固な結合が得られるので、歯を抜くと同時にインプラントを埋入する場合(抜歯即時埋入)に有効です。抜歯即時埋入の場合、歯肉を切り開くことなくインプラントを埋入することが可能となるため、痛みや腫れを軽減できます。

HAインプラントとチタンインプラントの違い

骨との結合

<チタンインプラント>
厳密に言えば骨との間にはすきまがある。

<HAインプラント>
骨との間にはすきまは存在していない。かなり強く骨と結合する。

感染性

<チタンインプラント>
骨との間のすきまから細菌が侵入し、感染する場合もある。

<HAインプラント>
すきまは存在しないので細菌は侵入せず、感染しにくい。

治療期間

<チタンインプラント>
1次手術~2次手術(下顎は3ヶ月・上顎は6ヶ月)

抜歯即時埋入においては基本的には不可能な場合が多い。
(歯を抜いたあと歯肉が治癒するのを待って手術をするので数ヶ月かかる。)
上顎洞挙上術においては骨の高さが4mm以下の場合、外科手術を2回行わなければならない。

<HAインプラント>
1次手術~2次手術(下顎は1~2ヶ月・上顎は2~4ヶ月)
抜歯即時埋入が可能。

●歯を抜いたその日に手術できるので治療期間が短い。
上顎洞挙上術においてはソケットリフト法を採用することにより骨が4mm以下の場合でも1回で終了できる。

痛み・腫れ

<チタンインプラント>
原則として歯肉を切開するので、痛みや腫れが出ることがある。

<HAインプラント>
歯肉をほとんどはがすことなく治療できる。症例によってはまったくはがすことなく行うので、痛み・腫れを著しく軽減できる。

HAインプラントのメリット

・骨の構成成分を使用するため、生体親和性が高い。
・短期間で治療が可能。
・インプラントと骨との間に全くすきまがないほど強固に結合するため、骨の状態が悪くても治療できる可能性が高い。
・抜歯当日にインプラントを埋入できる。痛みや腫れの軽減が可能。

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記事カテゴリ

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②安心してインプラント治療を進めるために

③インプラントとお金に関すること

④いろいろなインプラントの治療法

⑤インプラントの種類について

⑥インプラントと骨の関係性

⑧インプラントを長持ちさせるためのケア・メンテナンス

⑨インプラント治療に関わる専門家

記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。