1day インプラントの治療の流れ
インプラント総合サイトです。歯科インプラントに関する「1dayインプラントの治療の流れ」についてご紹介します。歯を失ってお困りの方、入れ歯・ブリッジが合わない方は是非ご覧下さい。
更新日:2019/09/30
■目次
1day インプラントとは?
インプラント手術を行った「その日のうちに歯の装着が可能」な最先端インプラント治療方法です。たった一日で見た目の美しさが劇的に変化し、その日のうちから軽い食事などをしていただけるようになります。
これまでのインプラント治療は、歯のないところに1本ずつインプラントを埋めていました。総入れ歯の方の場合であればインプラントを10~14本埋め込む手術が一般的でした。インプラントは人工歯根(「フィクスチャー」と呼ばれる歯の根に当たる部分)を埋め込んでからしばらくの間は治癒期間を取ります。顎の骨の状態によって治癒期間は異なりますが、短くても三ヶ月は上部構造(人工の歯)を設置することができませんでした。その間は入れ歯タイプの仮歯を使っていただいていました。
しかし最近の研究で、特殊な技術を用いれば日常生活に不可欠な12本(片顎)の歯を支えるために必要なインプラントは、4~6本にできることがわかったのです。また、手術後から軽く咬むことで骨とインプラントの結合が促されることも明らかになりました。
この手術方法により手術を行ったその日のうちに、見た目の美しさと咬む機能を取り戻す事ができるようになったのです。患者様の費用や肉体的負担、さらには精神的な面でも負担を減らすことができます。 ただし、「インプラントを埋め込む手術の際、確実に固定が得られる」などのいくつかの基本的な条件をクリアする必要があります。
1day インプラントの治療の流れ
STEP 1:
麻酔をして歯槽骨(顎の骨)にドリルでインプラントを入れるスペースをつくります。埋め込むインプラント体(歯根部分)と同じ長さ・太さの穴をあけます。
STEP 2:
インプラントを顎の骨の中にいれます。このとき痛みはありません。このインプラントが新しい歯の土台となります。
STEP 3:
インプラントがしっかり顎の骨の中に入ったら仮歯をつけます。その後約3ヶ月後に本物歯(上部構造)を装着します。形や色などは患者様に合わせて作製し、インプラントに取り付けます。
1day インプラント症例
STEP 1
右上の前歯を不幸にも失ってしまった患者さんの症例を通して実際の治療の流れをご説明いたします。
STEP 2
麻酔をしてインプラントを顎の骨の中に入れたところです。この時歯肉に切開は入れておりません。傷口は最小限に留めています。
STEP 3
インプラント埋入処置後約20分で仮歯を着けたところです。この患者さんは麻酔をして、仮歯を着けて咬めるようになるまで約40分でした。
STEP 4
約3ヶ月後に本物の歯(上部構造)を着けたところです。周りの歯と比較して違和感なく仕上がります。
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