インプラントとジルコニア・アバットメント

インプラント総合サイトです。歯科インプラントに関する治療説明『インプラントとジルコニア アバットメント-「セルコン」の7つの特徴』についてご紹介します。歯を失ってお困りの方、入れ歯・ブリッジが合わない方は是非ご覧下さい。

更新日:2021/12/06

■目次

  1. 金属からジルコニアへ
  2. 酸化ジルコニウムとは?
  3. ジルコニアセラミック 「セルコン」 の4つの特徴
  4. 【特徴1】 高い強度と長期安定性!
  5. 【特徴2】 優れた審美性
  6. 【特徴3】 優れた生体親和性
  7. 【特徴4】 高い安全性

金属からジルコニアへ

金属からジルコニアへ

より自然な審美性の高い歯を作ります
金属からジルコニアへ従来の金属を使用したインプラントの土台(アバットメント)では、その上にセラミックなどの白い人工歯を装着しても、中から透けてしまったり、歯ぐきからから金属の色が見えてしまうことなどが、しばしば問題になりました。
最新のインプラントシステムである、ザイブインプラントでは、酸化ジルコニウムという新しい素材を用いてインプラント用の金属を使用しない土台(ジルコニア・アバットメント)が使われています。これにより、前歯のような審美的要求の高いインプラント治療においても、審美的で自然な人工歯を装着することが可能になりました。

酸化ジルコニウムとは?

酸化ジルコニウムとは?

酸化ジルコニウム(ZrO2)は、一般的にはジルコニアと呼ばれ「模造ダイヤモンド」として知られている名前ですが、スペースシャトルの断熱保護材、F1のブレーキ、人工関節の球状骨頭部など強い負荷に耐えることが必要な分野で工業から医療まで様々な用途に用いられています。
それは高い強度、優れた耐久性・耐腐食性、生体親和性、安全性が証明されているからです。

ジルコニアセラミック 「セルコン」 の4つの特徴

【特徴1】 高い強度と長期安定性!

高い強度と長期安定性!

酸化ジルコニウムを主原料としたセルコンで制作した人工歯は曲げ強度が900MPa、弾性係数が2100Paと非常に高く、前歯だけでなく奥歯でも使用でき金属を使用しないブリッジ治療も可能です。また、従来の酸化アルミニウムは、経年変化により割れてしまうなどのトラブルがありましたが、酸化ジルコニウムは結晶構造が緻密[ちみつ]なため、耐久性と耐腐食性に優れ、経年変化後を奥歯の噛み合わせに耐えるのに必要な強度を維持します。

※セルコン=酸化ジルコニウムを含む、金属並みの強度とセラミック並の審美性を備えた注目の歯科補綴材料です。

【特徴2】 優れた審美性

 優れた審美性

従来のセラミックス治療においても、主な材料としては内面に金属が使用されています。
金属イオンの溶出により、歯肉が退縮し金属の黒いラインが現れたり、歯肉に着色してしまうことがありました。また金属が、光源の入射を遮断してしまうため、天然歯と比べると色調が暗くなる場合もあります。ジルコニアセラミック 「セルコン」で制作した人工歯は、より天然歯に近く、自然な輝きと白さを発揮する審美性を有します。

【特徴3】 優れた生体親和性

金属の人工歯で治療した場合、長期間経つと口腔内に金属が溶け出し、体に取り込まれてアレルギー反応(金属アレルギー)を起こすことがあります。口腔内だけに留まらず、体の各部位の皮膚炎、発疹、湿疹などの原因となる事もあります。ジルコニアセラミックス「セルコン」にて制作した人工歯は、金属を一切使用しないオールセラミックです。そのため、優れた生体親和性(拒否反応がなく、身体になじむ)を有します。

【特徴4】 高い安全性

高い安全性

衛生面では、下の写真が示すように、酸化ジルコニウムは、純チタンと比較して表面性状が滑らかなため細菌の付着が少なく、衛生的で安全性に優れています。

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。