インプラント治療で変わる生活-男性の場合-

インプラント治療を受けることで、生活にどのような変化があるのでしょうか。実際にインプラント治療を受けた男性の感想なども交えてご紹介します。(※治療後の感想には個人差があります)

更新日:2021/12/02

■目次

  1. インプラントにすると対話に自信がもてるようになります
  2. インプラントにすると食事の制限がなくなります
  3. インプラントにすると歯のお手入れが楽になります
  4. インプラントにするとスポーツに打ち込めるようになります
  5. 脳が活性し全身の健康を保ちます
  6. まとめ

インプラントにすると対話に自信がもてるようになります

■入れ歯やブリッジの悩みから開放!
インプラントは見た目の回復が得られるだけではありません。治療を受けてしっかり噛めるようになると、お口の周りの筋肉を再び使うようになりますので、言葉の発音が明瞭になります。
入れ歯で舌や唇に違和感があり話しにくい、入れ歯に食べ物がはさまってしまうという悩みや、ブリッジをしているところから息がもれるなどの悩みからも解放され、会話を楽しむことができます。

■自信を持ってプレゼンテーション!
大勢の人がいる前でのスピーチやプレゼンテーションで、自信を持ってしっかりと話せるようになったという方が多数いらっしゃいました。

インプラントにすると食事の制限がなくなります

食事の制限がなくなります

■他の人と同じものが食べられる!スピードもアップ!
天然歯と同じように噛むことができないために「若い方が多い食事会で食べられるものがない」「同じものを食べているのに自分だけ時間がかかってしまう」という方も、インプラント治療を受けることで悩みが解消されることが多くあります。
治療後は、極端に硬い食べ物以外であれば、食材を選ぶことなく食べられるようになり、バランスのよい食生活が送れるようになります。
しっかり噛めるようになると、かつて自分の歯があった時と同じくらいのスピードで食事をとることができますので、コース料理で食べ遅れることもなく、食事を楽しむことができるようになります。

インプラント治療をしたら注意した方がよい食べ物について

インプラントにすると歯のお手入れが楽になります

■荷物や時間の軽減!
入れ歯の場合は、就寝時に外して歯茎を休めることが必要ですので、出張や旅行の際も入れ歯洗浄剤や入れ歯を保管する容器を持ち歩かなければなりません。
インプラント治療のほとんどの場合は、自分の歯と同様に歯ブラシや、デンタルフロス、歯間ブラシなどで清掃を行うため、荷物も少なく、お手入れがとても楽になります。
人前で入れ歯を外さなくてはいけない、入れ歯を外すところを見られてしまう、などの心配もなくなります。

インプラントを長持ちさせるためのセルフケアについて

インプラントにするとスポーツに打ち込めるようになります

インプラントにするとスポーツに打ち込めるようになります

■新しいスポーツに挑戦!
インプラント治療を受けて歯並びや噛み合わせが改善されると、しっかりと噛みしめることができるようになります。
スポーツをする時は瞬発的なカを発揮する際に、口を閉じてしっかり奥歯を噛みしめることが多くあります。しっかりと噛みしめられる歯並びは、身体のバランスを保つことや筋力アップにつながり、場合によっては、スポーツの成績が向上することがあるそうです。なかには、ゴルフのスコアが伸びたという方もいらっしゃいます。
インプラント治療をすることで、再びスポーツを楽しむことができるようになり、充実した毎日を送ることが期待できます。

脳が活性し全身の健康を保ちます

■ストレスの軽減!
噛み合わせの乱れは全身のゆがみの原因となり、疲れやストレスに影響を及ぼすとされています。適切な治療を受けると、噛み合わせだけでなく全身のバランスが整い、脳が活性されて思考力や、記憶力、集中力が向上するとされています。

■生活習慣病の防止!
しっかり噛んで食事ができると満腹中枢が適正に刺激されるため、食べ過ぎを抑え、生活習慣病を防ぎます。

まとめ

インプラント治療は、お口や身体の健康を保つだけでなく、精神面やライフスタイルにも大きな影響をもたらします。現在、入れ歯やブリッジ、重度の歯周病でお悩みの方は、近くの歯科医院でインプラント治療について相談してみてはいかがでしょうか。
なお、患者さんのお口の状態によってはインプラント治療が受けられない場合があります。

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。

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記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Natureに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。