さくりゅうさん(神奈川県)の相談

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  • 投稿者 さくりゅう さん [37才 女性 ] 2007/09/18/ 19:01
  • カテゴリー 治療前

左上の犬歯を差し歯にしており、先日根本から抜けました。掛かり付け歯医者で、ダメ元でそのまま付けて貰いましたが、数日経たないうちに、再度抜けました。その両隣も差し歯ということもあり、ブリッジで話を進めていましたが、インプラント治療のことを知り、相談したところ、そこでも治療可能で30万円位掛かるが、インプラントの方がよいとの意見でした。前歯2本も差し歯で根本がかなり不安定な状態でもあり、そこも将来的にブリッジにする可能性があることもその意見の一因です。今回は両隣が差し歯であることから、今回はブリッジにして、前歯2本の処置が必要な場合、インプラントにする方法もあるかと自分なりに考えています。本HPを見ていると、インプラント術後に仕上がりに満足していない方も中にはいらっしゃるようですが、どのようにすればよいかのアドバイスをお願いします。

さくりゅうさん、こんにちは、
一番最初に、説明の内容のみで正確な判断は難しく、実際のところは診察してみないと勧められる治療法を提案するのはきわめて難しいと言う事をお断りしておきます。

まず、インプラント治療を勧められたということなのですが、はたして、本当に抜歯する必要があるのか分かりません。
むし歯が深くても、クラウンレングスニングと言う方法があります。
これは、根元までしかない歯の周りの歯肉や骨を整形手術して根を歯肉上に露出させる手術です。
そこに新たに土台を入れて、被せ物を装着するわけです。
残っている根の長さとむし歯の程度により、可否が決まると思います。

上の犬歯は、通常人間の全部の歯牙の中で最も長い歯です。それだけ、歯列の中で大きな役割を担っています。その歯を失うと言う事は、今後長い人生にとって痛手となるでしょう。また、そういった歯ですから、ブリッジでは設計的に無理が生じます。
特に手前の側切歯(正面から2番目の歯)は短いので、犬歯の代役は難しいです。
ですから、ブリッジの場合少なくとも4本のブリッジと言う事になります。
周りの歯の状況にもよりますが、仮に大きなブリッジを入れたとすると、それが失われたときの損失は、現状よりも大きくなります。
何年後のことか分かりませんが、負担に耐えられずに失われた歯の後には、骨もなくなっていることでしょう。
それから、インプラントする場合には、骨を造成するなど特別なテクニックの必要となります。

結論的には、
 〆8什漾中程度以上の歯槽膿漏もなく、歯茎の上に残っている歯質がなくても骨の中に十分健康な根の長さが残っているのであればクラウンレングスニングをする(担当の先生が、そのテクニックに精通しているかが問題になりますが)。
◆´,無理な場合インプラント治療と言う事になります。この場合でも条件があります。隣接歯の歯槽膿漏やむし歯などは、将来トラブルがあってからではなく、インプラント治療に先行して、或いは少なくとも平行して治療する必要があります。中途半端は、失敗につながると思います。
 ´△難しい状況ならブリッジです。ただし、長期的にもつブリッジの設計は難しいと思います。

最後に、

> インプラント術後に仕上がりに満足していない方も中にはいらっしゃるようですが、

と言う問いについてですが、
前歯部にインプラント治療をするのは、非常に難しいです。
知識やテクニックがそれなりに必要です。

それを考えると、”どうゆう治療法を選択するか”という今回の質問の内容の答えにはなりませんが、
最終的には、”信頼できる(技術的のもの含めて、あらゆる面で)先生”を探してその先生の判断(インプラントであれ、ブリッジであれ)に任せると言うのが本来一番良いと思います。



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