しんさんの相談

カテゴリ:その他

左下奥7番抜歯

奥歯左下の親知らずが隣の7番にぶつかり、7番が虫歯になっている事が分かりました。レントゲンで調べたら、神経近くまで虫歯があり。いずれ激痛がくるそうです。歯科医に尋ねたところ、親知らずを抜いてからでないと、7番は直せないし。うまくいくか分からないと言われ、抜歯をすすめられました。正直、激痛が続くと仕事ができなくなり、経済的に生活ができなくなるのが理由です。抜歯後は何もしない予定です。インプラントは高くてできません。
しかしネット抜歯後でみると、上の歯が落ちてくる。6番が横に倒れる、話しづらくなるとの弊害がありました。一方なくても問題ないというコメントもありました。人それぞれだと思うのですが。どちらが正しいか教えて頂きたいです。年齢は50歳、歯周病も全体的にすすんでいます。
宜しくお願い致します。

抜歯後の状態に対するご不安、ごもっともと存じます。確かに7番1本だけなくなった場合それほど咬む機能がひどく落ちるというわけではなく(およそ20%減と言われています)、それほど気にならない可能性も十分あります。ご指摘の上の歯が降りてくることに関してはよく起こる現象で、起こってからでは元に戻すのはかなり難しく、下に歯を入れようにも入れられなくなる可能性もあり、咬み合わせの面でもよくないと思われます。また、それより心配なのは歯周病の状態です。他の歯の歯周病が進行していくようだと、どうしても残っている歯に負担が集中し、余計に歯を失いやすくなってしまいます。そういう観点では今のうちに歯周病の治療をしながら7番にもインプラントで歯を作っておくことはメリットがあると思われます。
是非歯周病に対してセルフケア、プロフェッショナルケアともにしっかりやっていただき、出来るだけ今ある歯を長持ちさせてくださいね。
咬み合わせを確認しないと判断が難しいのですが、もし、7番が虫歯で歯内治療が難しい場合には、例えば7番抜歯でその抜歯窩に8番を移植治療を行う方法も智歯の状態が良ければ保険治療で可能となります。
また、対合する歯が無く、部分床義歯を装着しない場合は、上顎7番が必ず落ちてくる(挺出歯)ので、隣在歯と連結する補綴的方法あるいは、上顎歯列のマウスピースを作って挺出を予防したり,咬合調整も通常の保険治療で行えます。
何れにしても、現時点での歯周病を安定化させていることが治療成功の条件と言えます。
ご質問ありがとうございます。
内容の確認ですが抜歯は下の8番(親知らず)だけ、7番(親知らずの前)は治療で残すのですよね。
でしたら上のはの艇出は問題ないと思います。
仮の下の7番の抜歯が必要の場合その部位に補綴(歯を入れること)が必要になると思います。治療は以下の方法から選択

★下の7番場合(上の7番の艇出を避ける方法)

①下の7番にインプラントを入れる(保健外)
②義歯(入れ歯)を入れる(保健内)
③下の5番、6番を削って延長ブリッジを入れる(保健内)
④上の6番、7番を連結(つなげて)上の7番の艇出を避ける(保健内)

以上があります。

★抜歯が下の8番だけの場合

抜歯するだけでOKです。

以上、回答させていただきます。何か他に疑問ありましたらなんなりとご質問ください。
御相談ありがとうございます。
7番保存できるかが、まず1つ分岐点ですね。
7番保存できる場合は、インプラントは横向きに生えていた親知らず部には入れないことが多いので、インプラントは必要ないかと考えます。
7番が保存が難しい場合は、骨が十分にあれば「理想的」には7番まで咬める状態が本来の咀嚼効率で、他の歯の負担軽減の観点等からもお勧めです。ただし、6番が日本人が最も使う歯と言われており、6番まで咬めていれば実感として困らないので、費用面等を鑑みて決めていただく形になるかと存じます。
宜しくお願い致します。



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