blueさんの相談

カテゴリ：インプラントメーカー

インプラント除去の時期について

上顎左2番と右上5、6、右下6番にインプラント手術を行い1週間ほど経過しています。
上2番は骨が薄いため、押し広げて造骨材とコラーゲン埋入の施術を受けたのですが、術後3〜4日は左顔面が腫れ上がり、痛みと痺れとあまりの悲惨な顔に恐怖感でいっぱいでした。
5日 目になってようやく腫れは引いてきたものの、左右共2番の歯がない所、左側だけインプラントにしたことにより、左の鼻の穴が横に広がって、鼻の穴の高さも数ミリ盛り上がってしまいました。ドクターには「抜糸をすれば落ち着いて来るので、焦らないで」と言われましたが、このまま広がった鼻ならば、除去したいと考えています。除去は何時でも出来ると聞きましたが、ネットで検索した所、1ヶ月経つとインプラントと骨が癒着して抜けなくなるとの回答があり、不安になってしまいました。本当に何時でもインプラントの除去は可能なのか教えていただけますでしょうか。又は、もっと細いものあるいは短いものに変える事は出来ますでしょうか。抜いた後は徐々にでも凹んで元通りになるのでしょうか。抜きたいインプラントは左上2番、ブローネマルクnobel Replace コニカルconnectionNP 3.5x16mm です。 こんなになってしまうなら、義歯かブリッジにすれば良かったです。ご回答宜しくお願い致します。

病院の方針もしくは骨の状態によっては長めのインプラントを使う場合もありますが、しっかりと既存骨（もともとある骨）に収まっているのであれば、造骨材やコラーゲンもある程度吸収しますし、炎症がおさまれば問題ないと思います（２、３週間は必要）が、インプラント埋入後の状態をCTで確認することが一番確実です。長すぎて骨を貫通していたり、鼻粘膜をおおきく圧迫している場合は、撤去後骨増生したの後に、短めのインプラントでの再埋入をお勧めします。
一度骨と癒着してしまうとインプラントの撤去はかなり難しくなるので、施術医院にてCT撮影できるのであれば、説明を求めて見るのはいかがでしょうか？長めのインプラントを使った理由や現在の状態のCTでの状態を見させてもらえれば、安心できると思いますし、早期解決もできると思います。
  • blue(50歳 女性 会社員 ）
  • 2015年12月07日14時51分
お忙しい中御回答くださり、感謝申し上げます。お礼が遅くなり申し訳ありません。先週末に抜糸に行った際には、お陰様で腫れもほぼ引いて、痺れもかなりなくなりました。鼻の穴の位置、歪さはやはりまだ気になる範囲ですが、相談してみたもののその程度は仕方ないと笑ってあしらわれてしまいました。インプラントのリスクや方法を確認しなかった自分が悔やまれますが、終わってしまえば何を言っても面倒くさそうに接する医師の人格に不信感が募り、転院を予定しています。
そちらでは、インプラントの蓋？が一つ入っていないと指摘されたので、術後直後のレントゲンをもらおうとした所、新しく撮った画像を渡されました。蓋を入れ忘れるなんて事はあるのでしょうか。またその場合問題はないのでしょうか。転院先でも聞いてみるつもりですが、
この度は、辛く不安な時期に早々のご対応を頂き、
回答下さった先生方に、心から感謝申し上げます。ありがとうごさいました。
鼻の穴の高さが盛り上がった原因は長さ16ミリのインプラントと思いますが，鼻の穴が横に広がった原因は骨補填材（造骨材とおっしゃっている）かもしれません。

消炎する術後２週間以降も，鼻の形が違っているようでしたら，骨補填剤の除去やインプラントの除去を考えてもいいかもしれません。

インプラントは，４週間までが除去のタイミングです。
３週前後がいったん緩む時期なので，除去しやすいのです。

６週以上経過すると，インテグレーション（骨結合）してしまい，除去が困難になります。

１６ミリと長いインプラントのため， 除去の際は鼻出血などが心配です。
（細いものに変更できるか？→NPは，細いnarrow platformインプラントなので，これより細いと他の問題がでることがあります。）

ただ，上唇や鼻の腫れは，患者さんは強く感じるようですが，他の人からはそう見えないことも多いと思います。
鼻腔底を挙上しても，問題が発生することはまれなので，しばらく経過を追ってください。
ご質問にお答えします。増骨は外科的侵襲が比較的大きく、術後にある程度腫れても問題有りません。通常術後3〜4日で腫れがピークに達し、徐々に軽減します。抗生剤を正しく服用されもうしばらく様子を診ていただければと思います。インプラントの撤去に関しては、骨が少ない部分で、骨と結合するまでには時間がかかりますので、腫れが引いてから検討されても間に合うと思います。
抜くべきかどうかは判断できませんが、16mmは、最近では長いほうだと思います。除去のタイミングですが、従来は骨結合したら撤去は難しかったですが、現在はそれようの道具をつかえば、いつでも簡単に除去することは可能だと思います。



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