かおちぱさんの相談

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被せの素材について

インプラントの被せについて、銀歯だと安価ですが、見た目以外のデメリットはありますか?虫歯の治療後に銀歯をすると劣化により虫歯になりやすいなどの理由からおすすめできないと聞きますが、インプラントだと虫歯にはならないですが、どうなんでしょうか?インプラント2本とブリッジで被せがメタルボンドだと90万、銀歯だと80万の見積りでした。10万しか変わらないならメタルボンドの方がよいのでしょうか。

保険の銀歯は、安価な材料で歯垢が付着しやすく、金合金のように金属が薄く伸びて隙間をうめてくれる展性がなく、型採りの材料や型を作る材料も安価なものであり、技工士の技術料も安くて大量生産されるため、自由診療の歯にくらべて虫歯ができやすいかもしれません。

どのような素材のクラウンを被せても、インプラントは金属でできているので、歯が溶ける病気である虫歯にはなりません。

保険の銀歯の素材は、インプラントの素材のチタンとは相性がわるいので、黒ずむことやがあります。

材料のことばかりおっしゃっていますが、スクリュー固定式の上部構造、セメント固定式の上部構造のいずれを作るのか、型採りの方法はインプラントレベルやアバットメントレベルをオープントレー法で採り、レプリカ模型を作っているかなど、精密なインプラント上部構造を作る工程がなされているか、チェックする点は他にもあります。
  • かおちぱ(70歳 女性 無職 )
  • 2018年04月23日22時04分
ご返信ありがとうございます。
精密な工程がなされているのであれば、材質は特に問題ないということでしょうか?
担当医の方には、身体に危険がなく見た目だけの問題なら銀歯でもいいですと答えたら、わかりましたと言われただけだったので、少し不安に思い、意見をおうかがいさせていただきました。
精密な工程がなされているか確認してみます。
※一部内容を修正・割愛いたしました(運営部)
 ご相談ありがとうございます。
インプラント上部構造物(被せ物)についてのご相談ですね。
 メタルボンドやジルコニアなどは色調も良く見た感じは自然でプラーク(虫歯菌)も銀歯よりは確かに付着しにくいのは事実です。しかし、だからと言ってブラッシングがおろそかになるとプラークが付着しインプラントに炎症(インプラント周囲炎)を起こすのはどの材料でも同じです。
 材料によるむし歯になるかよりも日々のブラッシングと歯科医院での定期検診が大切なので上部構造物(被せ物)の種類は気にせず経済性か審美性のどちらを優先させるかで決められたら良いと考えます。
  • かおちぱ(70歳 女性 無職 )
  • 2018年04月24日10時53分
ご返信ありがとうございます。
日々のブラッシングと3ケ月に1度定期検診は今後も継続していくつもりです。

体内への害が気になっていたので、材料の種類は気にしなくてもよいと聞いて、安心しました。

また、奥歯(右上456)なのでよく噛む場所だと思いますが、銀歯だと丈夫ですが、強度すぎて負担が大きいということもありますか?
先生のクリニックでは、被せで銀歯を使用される方は多いですか?
ご返信ありがとうございます。
インプラント体及びその上部構造物は何であれ咬合力(咬む力)に十分耐えられる素材です。確かに、セラミックやジルコニアなどでは稀に欠ける事もありますが、審美性を優先するなら仕方ないと思います。
 尚、当院では上部構造物に銀歯は使用しておりません。高価なインプラント治療に銀歯は不釣り合いだと考えているからです。
 繰り返しになりますが、今まで通り日々のお手入れと定期検診を続けて下さい。
  • かおちぱ(70歳 女性 無職 )
  • 2018年04月25日10時27分
ご返信ありがとうございます。
どの素材の被せを選択するにしても、日々のケアを怠らないようします。
ご丁寧に回答いただきありがとうございました。
ご質問の件ですが、銀歯ということなので奥歯が前提でお答えさせていただきます。審美性が気にならないのであれば、強度的にも銀歯で良いと思います。メタルボンドですと、陶材部分が破折することがあります。最近では、審美性と強度を兼ね備えたジルコニア冠(人工ダイヤモンド)もあります。ご検討ください。
  • かおちぱ(70歳 女性 無職 )
  • 2018年04月25日10時21分
ご返信ありがとうございます。
該当箇所は右上456なので、よく噛む場所だと思います。

ご教示いただいた先生の中に、「インプラントは天然歯に比べ咀嚼の力加減が難しく、銀歯だと強度すぎて稀にアバットメントがねじ折れたりインプラントそのもの折れる恐れがある。十分に硬いセラミックでさえ破損するほどの力がインプラントにはかかっている。」
「破損するリスクは銀歯よりセラミックの方が高いが、セラミックがインプラントの破損を保護し、セラミックがバンパーのように壊れてくれることにより、インプラント本体を守られる」というようなご意見もありました。

稀なケースも視野に入れて治療されているのだと思いますが、先生のクリニックでは被せを銀歯にされる方はいらっしゃいますか?
小臼歯部ですと銀歯では審美的に問題があります。私の場合、大臼歯ですと以前はゴールド冠を選択する場合もありました。最近ではほとんどの症例にジルコニアで対応しております。特に問題はないように思います。
  • かおちぱ(70歳 女性 無職 )
  • 2018年04月26日09時36分
ご返信ありがとうございます。
ジルコニアは、銀歯と同じくらいの強度があるんですね。

ご相談ありがとうございます。

インプラントして銀歯(金属)を被せるのはその後のインプラントのメンテナンスに影響を与えます。

金属の被せは汚れが天然歯、セラミックよりもつきやすい性質があるので、インプラント周囲に常に炎症を引き起こすリスクがあります。

主治医の先生と再度ご相談下さい。



山林歯科医院 山林一公

  • かおちぱ(70歳 女性 無職 )
  • 2018年04月26日13時55分
ご返信ありがとうございます。
やはりメタルボンドの方がベターということですね。



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