田中さん(群馬県)の相談

カテゴリ:医院選び

上の最前歯の一本が30年ほど前から差し歯になっています。
先日硬いものを勢い良く食べてしまい、元の歯が前後に割れてしまったようです。
現在、強力な接着剤でつけてあるが近い将来抜かないと駄目だろうと言われています。
最前歯で、一番目立つ大事な歯なのでインプラントを考えているのですが、費用が高い事と群馬では治療の症例が少ない医院しかなく困っています。
そこで、一本10万円からとの宣伝を良く見ますが、それらの治療と数十万円と言われているものとは材質や耐久性が違うものなのでしょうか?どのような違いなのでしょうか?又、注意点等を教えていただけませんか?

又、62歳と言う年零上注意点は有りますか?特に持病はありません。

田中様の質問に回答させていただきます。

上顎前歯ということで、今後の治療にお悩みであることは、大変よく理解できます。
さて、具体的に内容についてですが、インプラントの治療、根に当たる部分を入れるのに、20万から30万、その上に被せる冠、5万から10万位(これは、普通の治療の時値が違うのと同じ)と確かに医院によって金額に差があります。
基本的には、自費治療ですので、医院の考え方や、使用するインプラントの種類によって、材料費が違ったり(日本で認可されていないインプラントを個人輸入するということもある)、など、価格設定が変わってくると思われます。
インプラント本体の材質は、現在では、チタンが主流です。チタンでも、合金なのか?純チタンなのかにより金額、治療成績にも影響があるかと思います。
インプラントの予後について触れますと、現在では、骨との結合は、非常によくなって恐らく、日本で販売されている製品であれば、結合に要する時間にこそ違いがありますが、最終的骨結合は、変わらないと思います。
それよりも、咬合の崩壊、歯周病などにより失われることが多いと思います。特に咬合、(被せ物の咬み合わせをどうするか?)が重要と考えます。
低価格の治療費については、申し訳ございませんが、よく分かりません。
最後に、年齢的には問題ないと思います。持病もないということであれば尚更です。
以上、お悩みに対応できるか分かりませんが、佐野歯科医院の回答とさせていただきます。
 




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