しゅうさん(神奈川県)の相談

カテゴリ:審査と診断

10か月前に左下奥から2番目を抜歯して、インプラントかブリッジかで迷っています。かかりつけの担当医の方は普段(寝ている時)歯ぎしり(自分の場合は歯が結構すり減っているそうです)が多いので、インプラントは薦めないとのこと。
ただ、自分としてはブリッジは健康な歯を削らなければいけないので、怖さや手間があるもののインプラントの選択肢も捨てきれないという気持ちも持っています。
インプラント専門医のカウンセリングを受けるとマウスピ-スを使って生活すればインプラントも大丈夫とのことです。(歯を削る選択肢は将来的にもったいないとのこと)
かかりつけの先生からも抜けた状態にできる(歯の移動等はしていません)のもあと3カ月程ということで早めに選択しなければいけない状態もあり、診察していない状態で大変恐縮ですがアドバイスを宜しくお願いします。


しゅうさん こんにちは。

ご相談にありますように、歯ぎしり(ブラキシズム)は、一般的にインプラント治療他、歯科治療のリスクファクター(危険因子)と考えられており文献的にもブラキシズムがインプラント治療に特有なリスクではないことが示されています。すなわち通常のブリッジ、義歯等に対してもリスクファクターであるわけです。
一般的には、1歯欠損においてインプラント治療とブリッジとを比較した場合、5年後の成功率および生存率はインプラント治療の方が高いことが示されています。

インプラント治療は通常の保険治療よりも高コストという側面がありますが、ご相談の内容であれば適応と考えます。


理事長 勝山 英明
MMデンタルクリニック
CIDインプラントセンター



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