Q インプラントは入れ歯やブリッジと比べてどんなメリットがあるの?
更新日:2022/1/27
まるで自分の歯のような噛み心地
インプラントの大きなメリットは、手術によって顎の骨に人工歯の土台をしっかり固定するので、噛んだ時の違和感が少なく噛みやすいという点です。
入れ歯は合わないと装着時の違和感が強かったり、しっかり噛めなかったりすることがありますが、インプラントは固いものもよく噛むことができるので、栄養バランスを考えた様々な食事を今まで通り楽しめます。
また、噛む力が弱まり咀嚼する回数が減ると、認知機能に悪い影響が及ぶという研究結果が報告されました。(参考:咬合・咀嚼と認知機能)
よく噛むことは認知症予防効果が期待できると言えます。
噛むことに違和感があると、あまり噛まなくてもよい食べ物を好んで選ぶようになりがちです。
そのため栄養バランスがかたより、さまざまな健康トラブルが起きてくるなど、悪循環に陥りやすくなります。
健康な体づくりには「違和感なく噛んで食事ができること」は重要なことなのです。
元の歯と似たような見た目にできる
保険適用で治療が行える入れ歯やブリッジは、自分の歯と色味の違いが出て不自然になりがちです。
インプラントの人工歯はセラミックやジルコニアを使うことが多いので、天然の歯に近い見た目にすることができます。
健全な歯を削らずに治療ができる
ブリッジは無くなった歯の両脇の歯を削って橋渡しをする治療なので、健康な歯を削ることになります。
歯の抜けた部分に直接土台を埋め込んで、人工歯を植え込むインプラント治療であれば、健康な歯を削る必要がありません。
インプラントのデメリット
一般的に自由診療となるインプラント治療は、医院独自に値段を設定できるため、ブリッジなどの保険診療と比べて高額なことが多いです。
また、糖尿病や免疫不全などの基礎疾患がある方は、インプラント治療ができない場合があるため、注意が必要です。
歯周病などで歯茎が下がると、インプラントがぐらつくこともあるので、歯医者さんでの定期的な検診を必ず行いましょう。
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